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野口祐子(のぐちゆうこ)

8歳で若年性関節リウマチを発症。左膝関節、左手指関節に人工関節、現在は生物学的製剤を使って闘病中です。

大学の社会福祉学科を卒業し、福祉の仕事に従事した後、30歳代で建築学科に進み、現在は、聖学院大学人間福祉学科の教員として、障害のある方が誇りを持って豊かに生活するための環境整備について研究し、福祉を学ぶ学生さんにそれらの理論と技術を伝えています。

2001年からリウマチ患者さんの住環境に関するアンケート調査や訪問調査を行ってきました。2001年に行ったアンケート調査は、身体障害者手帳をお持ちの150人の方に、また、2002~2004年に行った訪問調査は、27人の方にご協力いただきました。その後も継続して調査を行っておりますが、このホームページはそれらの結果をもとに作成しています。

2011年7月から、岩手県の被災地で仮設住宅にお住まいの障害のある方をおたずねして、お話をお聞きしています。被災前のご自宅ではお風呂に入れていた方も仮設住宅では入れない、自力でトイレに行けた方も、避難所ではおむつを使わざるを得なかったとのお話をお聞きしました。

当初、沿岸部の宿泊施設は被害が大きく、また、食料や寝袋持参でなければ入れない状況で、私は被災地になかなか入ることができませんでした。ベッド、洋式トイレ、洗浄便座があれば障害を意識せずに生活できる私も、それがなければ、障害を思い知らされます。まさに、障害は環境によって作られることを痛感します。

リウマチ患者さんが誇りを持って、豊かに暮らせるように、その基盤としての環境を作っていくこと、それを自分のライフワークとしていきたいと思っています。

協力 西村顕(横浜市総合リハビリテーションセンター 研究開発課)

   日本リウマチ友の会 千葉支部 有志「すまいるの会」のみなさま

ホームページ制作協力 市川創己(一級建築士事務所 自然素材の家 いちかわつくみ建築設計室)

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